あたまかくして、しりかくさず
朝から仲良く悪巧みしていた、ニャンゴローとまんず。
朝日が琥珀色の頃から、仲良く背中をあぶっていたまんずとニャンゴローでありますが、背中が温かくなりますと、私がせっせと洗濯して室内干していた、対ネコくつしたを、ジャンプして、くわえ、片っ端から落っことし、持ち去ってしまいました。
対ネコくつしたとは。主に、ネコらのおもちゃになる靴下。
ボールを入れて振り回して遊んだり、何重にも重ねた靴下に手をつっこみ、猫らに襲いかかったり(かなり厚く重ねないと、爪が皮膚に届きます)靴下に靴下をつめて、アゴ枕などにしているものです。
いつかの写真を引っ張り出して、琥珀色の朝日例。
朝日がこの色の時間は、猫らにとって大事なエネルギーチャージタイムのようです。
そんなこんなで、昨日のこと。写真を準備している間に日付がかわって、12月になってしまいました。気が早いですが、メエリークリスマス!
悪巧み大好き仲良しチームは、靴下という靴下を隠しまくり、もう隠すものがなくなったとみると、出勤準備におおいそがしの人間たちの足にくっついている、魅惑の靴下に襲いかかる始末。
しかし、あぷっと怒られて、することもなくなり、暇を持て余しているようでした。
私は午後から仕事だったので、早朝にあれこれ済ましておりましたが、そのひとつに、植物の水やりがありました。まんずはジョウロが大好きで、水をちょろちょろ出してやると、じゃれて遊んではおおはしゃぎ。
とはいえ、それも長くは続かず。
水の無くなったジョウロの側でちんまり。
そこに、ジョウロで遊ぶまんずを見守っていたニャンゴローがやってきました。
ニャンゴローは、ジョウロから出てくる水には興味がなく、水が出る部分の丸いところが大好きなのです。何がどう好きなのかはわかりませんが、丸いところに、アゴをこすりつけて、自分の匂いをつけて可愛がっています。
そこに、ジョウロで遊ぶまんずを見守っていたニャンゴローがやってきました。
ニャンゴローは、ジョウロから出てくる水には興味がなく、水が出る部分の丸いところが大好きなのです。何がどう好きなのかはわかりませんが、丸いところに、アゴをこすりつけて、自分の匂いをつけて可愛がっています。
退屈そうなまんずと、さっそくジョウロを可愛がるニャンゴロー。
ジョウロの香りを確かめるニャンゴローと、彼の背後で、ぷりぷりしているしっぽに狙いを定め、ちょいちょいと手で押さえつけて、王手をかけるまんず。
王手!
王手!王手!
まったく気にしないニャンゴローと、ヒートアップして王手をかけまくるまんず。
王手!
王手!王手!
王手!王手!王手!
ニャンゴローはジョウロに夢中すぎて、せいぜいしっぽをフリフリするくらいしか相手ができないようです。王手をかけまくるも、何の反応もみせないニャンゴローに、まんずのスーパー王手がかかりました。
「ガブリ」
「チュカチュカチュカ」
このチュカチュカは、毛繕いのときに、前歯のあたりでチュカチュカとやるやつですが(説明できず)、めったにしっぽにチュカチュカすることはありません。
猫は、毛の流れにに反して撫でられるのが好きではないのですが、そこを知ってか知らずか、狙ってか狙わずか……
まんずはニャンゴローのしっぽの先から、根本のほうへと、前歯でトウモロコシをちまちま食べるように毛繕いしていました。
襲い来る気持ち悪さに、思わずジョウロをかじるニャンゴロー。
人間でいうと、耳元に蚊がとんできた感じとか、背骨を指で撫でられたときのような、ざわざわ感なのだと思います。
この間、たったの数秒。
振り向いたニャンゴローと、みつめうまんず。
次の瞬間、まんずは茶の間へと逃げてゆきました。
追いかけてみますと……
隠れてた。
ビニール袋のうえに座っていたはずの、ましゅまろ大仏が驚いて避けているところをみると、かなりの勢いで突っ込んだのだと思います。
私の後ろから、とぼとぼとやってきたニャンゴローは、さすがの余裕です。
尻が丸見えですよ。
と言ったかどうだかわかりませんが、ニャンゴローは、なにやらまんずの顔を確認すると、さっそくしっぽに王手!王手!王手!
まんずが悔しがって、袋むずら移動してゆきますが……しかし。丸出しなうえに、短いしっぽは、動きが速いのです。ニャンゴローの高速王手がまんずのしっぽを何度もとらえ、最後にはまあ、まんずと同じ方法で報復していました。
チュカチュカチュカ。
でも、まんずの毛のお手入れに、納得いかな部分があったらしく、いつの間にか、背中の部分まで、せっせと真剣に毛繕いしてやっていました。
おまけ。
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